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これで完璧!国内線の早割航空券の比較とキャンセル・変更時の注意点

国内線の航空会社は、ユーザーの様々なニーズに応える為に、バラエティに富んだ割引運賃を用意しています。ユーザーにとってうれしいことなのですが、割引運賃の種類が多すぎてわかりにくいのが現状です。

代表的なのが「早割」で、早い時期(通常1か月以上前)に予約・購入することで、かなり安く購入できるチケット。早割航空券は安い代わりに、予約期限や変更の可否、キャンセル料などの条件が多く、予約時は注意する必要があります。

今回は上手に予約すると、とてもお得な既存の航空会社の早割航空券についてまとめてみました。

ANAの早割航空券の旅割ならお得
ANAの早割航空券の旅割ならお得

LCCにも負けない!既存の航空会社の早割航空券

早割航空券は、同じ航空会社でも複数の割引運賃が存在し、それぞれ条件が異なります。しかも航空会社によって、割引運賃の名称が違うので、航空会社間で比べるとなると一苦労。

国内線の早割運賃

また、早割航空券は運賃の安さだけでは決められず、その他の条件(変更できるかできないか、キャンセル料はいくらかかるかなど)も合わせて検討する必要があります。しかし、早割運賃の条件をきちんと把握すれば、既存の航空会社でもLCCに負けないくらいお得な運賃で予約することができます。

※当サイトでは搭乗日の21日前までに予約することで、安く予約できる運賃を『早割』としてまとめています。(現在早割という正式名称の割引運賃はありません)

早割航空券は早く予約するほど安くなる航空券

国内線の割引運賃の中でも、割引率が高くお得なチケットが、早割航空券です。予約期限は75日前、45日前、28日前、21日前など早く予約するほど割引率が高くなるのが特徴です。

一般的に、設定される席数は限られ、予約後の変更ができない航空券となります。

国内線各社の早割運賃一覧表

予約期限 21日前 28日前 35日前 45日前 55日前 60日前 75日前 80日前
JAL      
ANA      
エアドゥ      
ソラシドエア        
スターフライヤー      
FDA              
スカイマーク              

国内線各社の早割運賃の種類

早割の名称は各航空会社で異なり、ANAの「旅割75」「旅割28」、スターフライヤーの「そら旅60」「そら旅45」というように、早割の名称の後の数字が予約期限を表しています。

JAL(日本航空)
「ウルトラ先得」(※75日前まで)、「スーパー先得」(※55日前まで)、「先得割引」(※45日前or28日前まで)「特便割引21」
ANA(全日空)
「旅割75・55・45・28・21」
エアドゥ(AIR DO)
「AIR DOスペシャル75・55・45・28・21」
ソラシドエア
「バーゲン75・60・35・28」
スターフライヤー
「そら旅80・60・45・28・21」
フジドリームエアラインズ(FDA)
「45割」
スカイマーク
「いま得」
ちなみにJALは一番割引率の高い75日前まで予約可能な割引運賃が「ウルトラ先得」、55日前までが「スーパー先得」、45or28日前までが「先得割引」など、数字が付かない名称になっています。

スカイマークの早割『いま得』は安い!

スカイマークには「21日前までに」といった様に、申込み期限を設定した早割運賃はありません(2017年8月現在)。スカイマークの早割運賃に該当するのは『いま得(旧フレックス)』と呼ばれる運賃。

『いま得』は、LCCと同様空席に応じて運賃が変動する運賃タイプ。最長6ヶ月先の予約が可能で、原則早く申し込めば申し込むほど運賃は安くなります。(残席状況によっては販売されない場合あり)

スカイマークは就航路線も多くLCC並みに安いので、一度『いま得』の運賃をチェックしてみることをおすすめします。

スカイマーク公式ホームページ
大手航空会社にも負けない路線の豊富さと、LCCの運賃にも負けない安さが特徴。格安航空会社の元祖です。

国内線の早割はいつまでに予約すれば?

最安値で早割航空券を購入したいなら、各航空会社が設定している最長の予約期限を狙うことになります。例えばJALやANAなら75日前まで、スターフライヤーなら80日前までとなります。

ただし、早割航空券は設定される席数が限られているため、人気の路線だと発売直後に売り切れることもあります。確実に予約するなら発売と同時がよいでしょう。

また、28日前よりも45日前、45日前よりも75日前というように、早く予約すればするほど運賃が安く設定されているため、少しでも早く計画を立て予約することが「早割」で安く航空券を予約する秘訣となります。

早割をいつまでに予約するかの基準は、多くの航空会社が設定している45日前が、一つの目安になります。JALやANAを含む4社が設定している75日前もチェックしたいですが、2か月半前とかなり遠い日程となります。もちろん少しでも早く予約するほど安くはなりますが。。。

早割の航空券はいつから予約できるか?

確実に早割のチケットを手に入れる為には、発売と同時に予約することになります。では、搭乗日の2ヶ月前に予約すれば良いのかというと、そうではありません。

早割航空券は、通常の発売日である2ヶ月前よりも早く発売されるのです。

早割航空券は2ヶ月以上前から予約できる

国内線のLCCの予約は、約半年間ごとの運航ダイヤ決定に合わせて発売が始まります。例えば、冬ダイヤ(10月下旬~3月下旬)の航空券は、7月下旬に発売が開始されるので、半年以上先の予約が可能です。

既存の航空会社が従来通り2ヶ月前の発売を続けると、LCCにお客さんを取られてしまいます。そのため既存の航空会社も、LCCに対抗し2ヶ月以上前から早割航空券を予約できるようにしたのです。

早割航空券の発売開始日を調べておく

よって、早割運賃を確実に予約するなら、航空会社ごとの早割航空券の発売開始時期をチェックしなければなりません。既存の航空会社の早割航空券は、夏ダイヤ(3/末~10/末)は1月末に、冬ダイヤ(10/末~3/末)は8月末に発売が開始されるので、事前に正確な発売日を調べておきましょう。

JAL先得の発売スケジュール

JAL日本航空 先得

JALの早割運賃である「先得」は、2ヶ月前の購入まではキャンセルしても取り消し料がかからないのが特長です。(購入期限は搭乗日2か月前の同日プラス2日目まで ※ウルトラ先得は搭乗日75日前まで)

JAL先得 搭乗日 JAL先得 予約開始日 JAL先得 購入開始日
2017年10月29日~2018年1月8日※ 2017年8月29日 9:30~
2018年1月9日~3月24日 2017年8月29日 9:30~ 2017年10月22日 9:30~

※「ウルトラ先得」は2017年11月12日からの設定になります。

JALの『先得』は、購入期限が「搭乗日2か月前の同日プラス2日目まで」と、予約してから搭乗日の2ヶ月前までは猶予期間があるので、ANAの『旅割』より使い勝手は良い。
しかもANAの『旅割』とJALの『先得』は日程や便の時間帯が同じであればほぼ同じ運賃です。JALもANAも運航している路線でどちらの航空会社でもよいなら、JALで予約しておくと購入期限までの猶予があります。
JALのウルトラ先得の購入期限は75日前まで

ANA旅割の発売スケジュール

ANA旅割

ANAの『旅割』は支払い期限が、「予約日を含め2日以内」なので、予約後すぐ購入(決済)する必要があります。(タイムセールで期間限定の旅割Xは予約日当日が支払期限)ただし55日前までなら取り消し手数料はかかりません。(※払戻手数料は必要)

ANA旅割 搭乗日 ANA旅割 予約開始日 ANA旅割 購入期限
2017年10月29日~2018年3月24日 2017年8月29日 9:30~ 予約日を含め2日以内

ANAマイル会員なら一般発売より早く旅割を予約できる

ANAの旅割は、ANAマイレージクラブ会員だと一般発売日よりも早く予約することができます。

以下の通り、無料のANAマイレージクラブ会員なら1日早く、年会費の必要なANAカード会員、有料のモバイルプラス会員なら2日早く旅割を予約することができます。

ANA会員種別 旅割 予約開始日
ANAカード会員
(クレジット機能付き)
8月27日 14:00~
ANAマイレージクラブ
モバイルプラス会員
8月27日 14:00~
ANAマイレージクラブ会員 2017年8月28日 11:00~
一般の方 2017年8月29日 9:30~
一般発売よりも早く旅割の予約を確保したいなら、やはりANAカード会員がおすすめ。年末年始やお盆など、毎年必ず帰省でANAを利用する方なら2日早く予約できるのは大きく、少しでも条件のよい席を安い旅割の料金で確保できます。
国内航空券スカイチケット
『スカイチケット』はピーチやジェットスターなどのLCCと、JALやANAなど既存の国内線航空会社の割引運賃を一覧表示してくれる便利な航空券サイト。国内線各社の早割運賃も漏れなく横断検索できるので、希望の路線・日程の今予約できる最安値の運賃が簡単に予約できます。

早割航空券のデメリット

これら早割の航空券は、割引率も高く格安で購入できるチケットなのですが、その分デメリットがあります。

早割の設定があるとは限らない

これら早割は、路線や便、期間によっては設定がない場合もあるので注意が必要です。やはり人気の路線や混み合う日程は、安くしなくても予約が入るので、航空会社としては安売りする必要がないのです。また、設定があったとしても極端に少ない座席数だったりするので、その場合は早めに予約しないとすぐ満席になります。

早割は変更できない

早割の最大のデメリットは、予約後の変更ができないという点。数か月も前に予約するのですから、予定が変わり変更する可能性は十分あります。そのため早割航空券は、出張など変更の可能性が高い予定には適しません。

早割はキャンセル料が高い

早割の航空券は変更ができないうえに、運賃タイプによってはキャンセル料が航空券代金の50%相当と高くつきます。安いからと飛びつかずに、しっかり予定を確認してから予約する必要があります。

※以下は早割航空券のキャンセル料金の一例(2017年3月時点)

キャンセル日 取消手数料
JAL
「ウルトラ先得」
航空券購入後~予約便出発まで 運賃の約50%
ANA
「旅割75・55・45・28・21」
航空券購入後~搭乗日55日前 取消手数料不要
搭乗日54日前~45日前 運賃の約30%相当額
搭乗日44日前~28日前 運賃の約40%相当額
搭乗日27日前~14日前 運賃の約50%相当額
搭乗日13日前~出発時刻前 運賃の約60%相当額
エアドゥ
「AIR DOスペシャル75・55・45・28」
航空券購入後~予約便出発まで 運賃の40%相当額
ソラシドエア
「バーゲン75」
航空券購入後~搭乗日60日前まで 取消手数料不要
搭乗日59日前~予約便出発まで 運賃の50%相当額
スターフライヤー
「そら旅80」
航空券購入後~搭乗日90日前 運賃の10%相当額
搭乗日89~80日前 運賃の30%相当額
搭乗日79日前~予約便出発まで 運賃の50%相当額
FDA
「45割」
航空券購入後~予約便出発まで 5,000円
スカイマーク
「いま得」
航空券購入後~搭乗日の60日前まで 4,000円
59日前~出発時刻前 5,500円

※払い戻し手数料1人1区間/430円も必要。
※航空会社により、予約便の出発時刻後の取り消しは払い戻し不可の場合あり。

上記の通り、早割航空券の購入後のキャンセル料は概ね航空券代の半額(50%)。
早割航空券の安さだけではなく、変更の条件キャンセル料(取消手数料)もチェックしておくのが、早割航空券を上手に利用するコツとなります。
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早割の設定がない場合の国内線割引運賃

早割の予約が取れなかった時や、早割の予約期限(21日前)を切った場合でも、国内線各社が様々な割引運賃を用意しています。さすがに早割航空券の安さに比べると見劣りしますが、普通運賃で購入するよりもかなりお得です。

多くの航空会社が7日前までの割引運賃を設定しているので、搭乗予定の21日前を切ると次に安く購入できる期限は7日前までが目安となります。

ただしこれらの割引運賃も設定数に限りがあり、売り切れる前に予約する必要があります。また基本的に、早割と同様予約後の変更ができないチケットなので注意が必要です。

21日前を切った国内線の割引運賃一覧表

予約期限 1日前 3日前 7日前 14日前
JAL  
ANA    
エアドゥ    
ソラシドエア
スターフライヤー  
FDA    
スカイマーク    

21日前を切った国内線の割引運賃の種類

JAL
「特便割引7・3・1」
ANA
「特割3」「特割1」
エアドゥ
「DOバリュー3・1」
ソラシドエア
「バーゲン14」「特売り7・3・1日前」
スターフライヤー
「STAR7・3・1」
フジドリームエアラインズ(FDA)
「ひょいとe割」(7日前まで)「F0・F1・F2ドリーム」(1日前まで)
スカイマーク
「前割3・1」

直前でもあきらめない空席連動型運賃

LCC(格安航空会社)の運賃体系は『空席連動型運賃』と呼ばれ、空席が多いほど安くなります。基本的に搭乗日が近くなれば徐々に空席は少なくなるので、早割運賃同様、早く申し込むほど運賃は安くなります。

早割運賃と違う点は、搭乗日が近くても空席が多ければ安く販売されるということ。一部既存の航空会社でも空席連動型運賃を販売しているので、早割が予約できなかった場合はチェックしてみてください。

ソラシドエアは割引運賃が豊富

ソラシドエアは、21日を切っても割引運賃が各種用意されています。14日前までの「バーゲン14」や1・3・7日前までの「特売り」など。

ソラシドエアのカケコミweb割

中でも「カケコミWEB割」は、7日前に発表されるWEB限定の割引運賃。空席が多い時に発表される運賃タイプなので、繁忙期はあまり期待できませんが、もし設定されていれば直前でもお得に予約できます。

九州を中心に運航している航空会社なので路線は限られますが、九州各地⇔東京路線は便数も多いので関東の方は要チェックです。

ソラシドエア公式ホームページ
九州の宮崎県を本拠地にする航空会社。九州各地と東京や沖縄が主な路線。ゆったりした座席配置で九州への旅行に。

フジドリームエアラインズのひょいとe割

名古屋を拠点にするフジドリームエアラインズの「ひょいとe割」は、空席予測に応じた運賃が適用されるタイプで搭乗7日前まで予約可能。

希望の日程・便に設定されていれば、45日前までの予約で最安の「45割」を除き予約時点で最も安い運賃となります。普通運賃の最大約71%割引で予約可能。

フジドリームエアラインズ公式ホームページ
名古屋を中心に運航する地方にはかかせない航空会社。カラフルな機体が自慢で、続々路線を増やしています。

国内線の早割航空券まとめ

LCCの登場により、既存の航空会社の早割運賃も、より早く予約することで安く購入することができるようになりました。LCCの安い運賃タイプはキャンセル時の払い戻しができないタイプが多いので、既存の航空会社の早割運賃を利用することも検討してみてください。

国内線各社とも様々な割引運賃を設定しているため、どの航空会社が一番安いのかは、その時によって変わります。就航路線の多いJALやANAはもちろんですが、その他の航空会社もチェックすることで、自分の条件に合った安い航空券が見つかるでしょう。

必ず予約期限・購入期限やキャンセル料金などをチェックすることをお忘れなく。

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