ふるさと旅行券同様、平成28年7月1日より実施中の「九州ふっこう割」は、九州旅行が最大7割安くなる観光復興支援交付金制度です。
平成28年4月に発生した熊本・大分の大地震の影響で落ち込んだ九州の観光業復興のため、ぜひご利用ください。
今、交付金を活用した「ふるさと旅行券(ふるさと割クーポン)」が大人気なのはご存じですか?これは国が地方活性化のため平成27年度予算で交付した「地域住民生活等緊急支援のための交付金」を活用したもので2,500億円という大金が投じられています。
交付金の使い道は地方自治体が自由に決めることができ、プレミアム付商品券やふるさと名産物商品券などに活用されています。なかでも各自治体が地域の観光を促進するために発行している「ふるさと旅行券(ふるさと割クーポン)」がすごいんです。
目次
ふるさと旅行券(ふるさと割クーポン)とは
「ふるさと旅行券(ふるさと割クーポン)」とは、地方の自治体が観光誘致のために発行しているクーポンで、対象となる宿泊施設の割引を受けることができます。
割引額は自治体によって様々ですが、500円とか1,000円なんてしょぼい割引ではなく、ほとんどの自治体でなんと宿泊料金が半額になるクーポンを発行しています。10,000円以上の宿泊に対して5,000円オフだったり、40,000円以上の宿泊で使える20,000円のクーポンもあります(20,000円の割引!)。
普段泊まれないような高級旅館も半額になるのでかなりお得。しかも交付金が使われているため、宿泊施設が料理などの質を落として割引しているわけではないので安心です。
クーポンは先着順で枚数制限がある
クーポンの金額(券面)や割引額、発行期間や利用期間も自治体によって異なります。重要なのはクーポンは交付金を活用しているため、どの自治体も枚数制限があること。「ふるさと旅行券(ふるさと割クーポン)」は2015年4月より始まっており、まだ内容を発表していない自治体はあるものの、クーポンは先着順なので安く旅行に行きたい人は早めにゲットする必要があります。
4月20日にコンビニで発売された徳島県の「おどる宝島!とくしま旅行券」は、1,500円(額面3,000円)で33,000枚の限定販売がすでに(5/8現在)完売しています。
ふるさと旅行券(ふるさと割クーポン)の利用方法
宿泊料金が割引になるクーポンの利用方法は自治体によって異なります。
例えばいち早くクーポンを発行した鳥取県の「とっとりで待っとるけん」は、全国のコンビニで額面10,000円の宿泊券を5,000円で買い、宿泊料金の精算時に利用する形。「とっとりで待っとるけん」は宿泊代と一緒に精算するお土産代にも充てることができます。
ネットの宿泊予約サイトでカンタンにゲット
便利でカンタンなのが、インターネットの宿泊予約サイトを通じて「ふるさと旅行券(ふるさと割クーポン)」を購入する方法です。利用は宿泊予約サイトによって若干異なりますが、基本的にクーポンをネット上で取得して宿泊予約の際にクーポン番号を入力するだけ。
宿泊予約も同時にできて簡単な上、格安で宿泊できるとなれば利用しない手はありません。宿泊予約サイトの「ふるさと旅行券(ふるさと割クーポン)」も、先着順でなくなり次第終了となります。
ふるさと旅行券(ふるさと割クーポン)のある宿泊予約サイト一覧
以下、「ふるさと旅行券(ふるさと割クーポン)」の取扱いのある宿泊予約サイトが、どの自治体のクーポンが取得できるかをまとめました。
なお、クーポンは金額ごとに発行枚数が限られており、金額の高いものほど早くなくなる傾向にあります。また一度販売が終了したクーポンも再配布されることもあるので要チェックです。
るるぶトラベル/ふるさと旅行券一覧
るるぶトラベルのふるさと旅行券は終了しました。
楽天トラベル/ふるさと割クーポン一覧
楽天トラベルのふるさと割クーポンは終了しました。
じゃらんネット/ふるさと割クーポン一覧
じゃらんnetのふるさと割クーポンは終了しました。
ふるさと旅行券まとめ
いかがでしたか?「ふるさと旅行券(ふるさと割)」のお得さがおわかりいただけたと思います。販売は年内中がほとんどで、すでに予算を消化して販売を終了している自治体も見られます。ですが、第二期・第三期と小分けに販売している自治体もあり、12~1月の販売再開も見られます。
自治体によっては連休や年末年始も対象なので、早めに動けばクーポンをゲットしてお得な旅行が楽しめそうです。