バニラエアの前身であるエアアジアジャパンは、航空券の販売を原則自社ウェブサイトだけに絞り、不振に陥った経緯があります。その時の反省を活かしてか、バニラエアは旅行会社での販売に積極的です。就航当初からANA系列のANAセールスで、ホテルの宿泊と航空券がセットになったパックツアーを販売しています。

バニラエアのパックツアー利用の際のポイント
バニラエアの航空券とホテルを別々に予約する場合と、ホテルがセットになったパックツアーの場合とでは、いくつか異なる点があります。(以下の条件等はANAセールスの旅行商品の場合)
パックツアーはキャンセル時の払い戻しがある
バニラエア利用のパックツアーの一番のポイントは、キャンセル時の払い戻しがあることです。バニラエアの航空券単体で申し込む場合、日程の変更は手数料を払えば可能ですが、料金の安い「シンプルバニラ」や「わくわくバニラ」では、キャンセル時の払い戻しはありません。
ただし、「コミコミバニラ」は通常タイプの「シンプルバニラ」より航空券代が2,500円高く設定されているので結構割高に。
パックツアーの変更・取消料
バニラエアのパックツアーの変更・取消料は、一般的な国内旅行のものと同じで、出発日の21日前までなら無料で変更やキャンセルをすることがきます。
パックツアーをキャンセルする場合は、支払った旅行代金から、上記の変更・取消料を除いた金額が返金されます。
申込期限がある
航空券とホテルを別々で手配する場合、バニラエアの国内線の航空券は出発時刻の40分前まで、ホテルは空きがあればその場で予約も可能といった具合に、ギリギリでも予約することができます。
しかし、バニラエアのホテルパックツアーの場合は「出発日11日前の15:00まで」(ANAセールスの場合)といった予約期限が設定されているので、バニラエアを利用した国内パックツアーは直前に予約することはできません。
パックツアーは予約日による料金の変動がない
LCCの運賃は、その時の空席状況により変動する「空席連動型運賃」です。同じ搭乗日でも予約のタイミングにより、航空券代金が高くなったり安くなったりします。
それに対してパックツアーの料金は、週末や繁忙期(GWや連休、年末年始など)はツアー代金が高くなりますが、LCCの航空券の様に予約のタイミングによる料金の変動はありません。同じ出発日なら、いつ予約してもパックツアーの代金は同じ料金です。
バニラエアのパックツアーの詳細・予約は

バニラエア バケーション│ANA SKY WEB TOUR
ANAセールスはANAの旅行会社で、バニラエアはANA傘下のLCCのため、オンラインで即時予約が可能。