ジェットスターの航空券は、運賃タイプによってキャンセル時の払い戻しや変更の条件が異なります。運賃タイプによっては払い戻しができないので注意が必要です。
運賃タイプによって異なるキャンセル時の払い戻しや変更の条件
下記の通り、運賃タイプ「しっかりMax」のみキャンセル時の払い戻しがあります。「Starter」「ちゃっかりPlus」は払い戻しはなく、変更しかできません。
運賃タイプ | 便の変更 | 払い戻し |
---|---|---|
「Starter」 | 有料で可 | 不可 |
「ちゃっかりPlus」 | 無料で可 | 不可 |
「しっかりMax」 | 無料で可 | 有料で可 |
ジェットスターのキャンセル方法と払い戻しについて
ジェットスターのキャンセル方法は、「しっかりMax」のタイプで予約している場合のみ払い戻しがあるため、コールセンターに電話をして手続きを行います。
「Starter」「ちゃっかりPlus」で予約している方は、払い戻しができないので、変更して再利用しないなら特別な手続きをする必要はありません。(ジェットスターのウェブサイト上で予約をキャンセルすることはできないので、そのまま放置する形となります)
「Starter」「ちゃっかりPlus」は払い戻しができない
ジェットスターの運賃タイプ「Starter」「ちゃっかりPlus」の場合は払い戻しができない運賃タイプのため、一度予約をすると支払い済みの航空券代金は一切戻ってきません。
そのためジェットスターで航空券を購入する場合は、安いからといって即決せずに、同行者の予定の確認なども含め『覚悟を決めてから予約』することになります。
都合がつかなくて「もったいない」と思っているあなた。「ちゃっかりPlus」なら変更は無料でできるので、予定が合わなくなった時にとりあえず先の日程で変更しておくという方法があります。
今の運賃より少しだけ安い日程を選んでおけば、運賃差額も必要なく変更できます。その後予定を立て直し、新たな日程に変更することで、最初に支払った航空券代を無駄にすることなく再利用できます。(その時の差額の運賃は必要です)
運賃タイプ「しっかりMax」なら払い戻しができるが・・・
運賃タイプ「しっかりMax」のみ、手数料3,240円(1回の予約につき1名あたり)で払い戻しができます。しかし、「しっかりMax」は基本運賃の約10,000円前後の割増料金となり、選択する機会はほとんどありません。
ジェットスターの運賃タイプによる、条件の違いなどは以下ページにて解説しています。
ジェットスターの変更について
一度予約したジェットスターの航空券の変更方法は、ジェットスターのホームページ「予約の確認/変更」より手続き可能です。コールセンターに電話をして変更することもできますが、手数料が高くなります。
変更手数料について
ジェットスターの航空券(基本運賃「Starter」)は、変更する場合に手数料がかかります。前述の通り、ホームページで予約した記録をコールセンターで変更することも可能ですが、変更手数料がウェブサイトで変更するよりも高くなるので注意。
ジェットスターホームページで変更 | 3,240円(1搭乗、1名につき) |
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コールセンターで変更 | 4,320円(1搭乗、1名につき) |
※同一区間の別フライトで、変更先の運賃との差額が必要。
「ちゃっかりPlus」なら無料で変更ができる
基本運賃「Starter」の1,650円~割り増しとなる運賃タイプ「ちゃっかりPlus」なら、日程や便の変更が無料でできます。また搭乗者名の変更もできるので、日程が先の予約や、変更の可能性が高い場合は「ちゃっかりPlus」で予約する方が無難です。(いずれも変更による運賃の差額は必要で、変更先の運賃が安い場合の差額の返金はなし。)
ただし、出発地・到着地を変更する場合は「しっかりMax」のみ可能で、「Starter」「ちゃっかりPlus」はできません。
その点、ジェットスターの「ちゃっかりPlus」は搭乗者名の変更ができるので、予定が合えば知人に譲ることができます。※レガシーキャリア(JALやANA)では搭乗者名の変更は不可。
ただし、搭乗者名の変更はコールセンターのみの受付となり手数料が必要です。また搭乗者名の変更は、すべての旅程が対象になるので、往復の予約で片道だけの変更はできないのでご注意を。